2005年12月22日

あなたが生きている それだけが我が望み

劇団からの公式発表がありましたね。

ライブは大阪・東京とも全日程中止。
その後の公演については状況を見ながら、という感じみたいです。

朝、芝居とか宝塚とかまったく関係無い友人から
「和央ようかさんが宙乗り中落下って速報入ったけど怪我とか大丈夫?」
ってメールが
ケータイに入った。会社行く前で時間が無い、でも、心配やし、情報は欲しいし・・・。
で、眉毛を描く時間を半分にして、髪の寝グセを直す時間を3分の一にして、
パソコンに向かった。でもその時点では「事故があった」ってコトしか情報として無かった。

会社に向かう車の中。

「ファントム」を聞きながらどう運転して会社まで行ったかよく覚えてない。
「生きててくれ」それだけを願ってた。その時点では「重症」ということしか解ってなかったからね。
で、前の車が止まったから私も無意識にブレーキを踏んだとき、ふと我に返った。
「あれ?・・・そういえばさっきの信号見たっけ?」って。
その時、「こんなんじゃダメや。意識を変えよう」って思った。

こんな状態でもし事故ったりしたら誰の為にもならない。
こんな状態で仕事で大ミスしても誰のプラスにもならない。
祈るのならたかこさんのことだけを考えて祈ろう。
願うのならたかこさんのことだけを考えて願おう。
今は目の前にある自分の現実をちゃんと消化しよう。

でもな、仕事中もふと気が緩むとたかこさんの怪我のことを考えてしまって
「あかんあかん。ちゃんとしよう。集中集中・・・。」って何度も軌道修正したよ。
気を張ってないとすぐに弱くなってしまう。
おかげで午前中はいつも以上に張り切って仕事してたね。

昼休憩のときにケータイサイトで情報を集めて、やっとなんとなく事故の様子が見えてきた。
詳しい怪我の容態は分からなかったけどとりあえず命に別状はなさそうな感じだったので、
気持ちがちょっと落ち着いた。生きててくれてよかった・・・心底思った。

夕方の公式発表によると骨盤骨折で全治1ヶ月だそうだ。
骨盤骨折で「全治1ヶ月」って大怪我なんだろうと思う。でも、生きててくれてよかった。
折れた骨はくっつくよ。でも死んじゃったらもう何もできないんだから。


前回、宙組が大劇場で公演した作品「炎にくちづけを」。
作品自体に大して思い入れも無くタイトルすら知らないまま、
正直いうと「たかこさん、ぼちぼちやめそうだからこの公演、見とく?」くらいの気分で
妹と二人、大劇場に足を運んだ。
決していい席とはいえない席だったんだけど、ストーリーが始まった途端に物語に引き込まれ、
後半でたかこさんが歌う「マンリーコの恋歌」を聞いたとき動けなかった。
「この歌をこの場所で聞くことができてよかった」
心底思った。大げさに言いすぎって思われるかも知れないけど、
この歌を聴けて今まで生きてきて良かった、ってくらいまで思った。
それくらいスケールの大きな歌だった。


今年の夏、たかこさん演じるマンリーコが歌った歌の言葉。
事故の第一報を知ったファンの人はみんな心からそう祈ったんじゃないかな。


あなたが生きてる それだけが我が望み
あなたが生きている それこそが我が支え



起きてしまった事故はもうどうしようもない。
2m強の高さから転落して死ぬほどの怪我をしなかったのは逆に幸運だったのかもしれないし。

今はただ、怪我の痛みそして事故が与えた影響などを考えての心の痛みと闘っているであろう
たかこさんの気持ちが少しでも楽になることを祈るよ。


posted by あーる at 19:42| 香川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 宝塚歌劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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